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TOHOHO日記
そば好きには懐かしい「藤そば」の話
2008.10.8
今回のそば特集、こぼれ話を一つ。HOの80ページに登場いただいている平取の「藤」。
この店名にぴんと来た人も多いでしょうが、札幌の有名店だった藤そば(そば藤とも呼ばれた)の平取店なのであります。

長男が札幌、3男が平取、4男が苫小牧で、その味と心意気を伝播していましたが、残念なことに札幌はご主人が亡くなられて閉店となりました。3年位前だったと思います。札幌では子供の小指くらい太くて、長いの短いのが混ざった不揃いな手打ち田舎そばが味わえました。手打ちのそばを出すところはほとんどなかった時代、初めて食べた時の衝撃は今も忘れません。こんなそばを食べさせた店は後にも先にもここだけでしょう。札幌のうまいそばといえば真っ先に名前のあがる店でした。
また、国鉄総裁が札幌に来た時に出向き、「これはうわさ以上にうまい」と目を細めたという逸話も残っています。
「〜まずかけ、もりを食べてそばだけ味わって。〜うちのかしわは地鶏を使っているからかたいんだ。〜輸入そば粉は一切使用しない」とにこやかに語っていた店主の姿が浮かんできます。思い出しましたが、南3条時代、通りに面したガラス窓から、そば打ちをしている姿を拝見することもできましたね。

子供の頃、母親が何百人もの従業員に徹夜でそばを打って食べさせるのを見て、それを手伝っているうちに、おいしいそば作りのこつを覚えたそうです。だから、そばを打っている時には常にあったかい母親の姿が頭の中にあるはずで、これはまずいわけがなかろうし、仕事に嘘偽りがあるはずもない。平取、苫小牧も同じだと思います。

インターネットがなかったあの頃のそば店のひとつ、山福は閉店しましたが、東家、霧の下、まるき(旧まるき本店)はまだ健在です。札幌のそば文化の歴史を知ると、今回の特集も一段と面白く読んでいただけると思います。


藤そばのことは、意外に知られていないようなので紹介しました。
画像は小社が1974年に発行したガイドブックに載せていただいた広告(上)と、4店舗になった時代のマッチの図柄(下)です。「正真正銘」に心打たれます。

(まりも)

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初!そば打ち!
2008.10.8
今号そば特集の中の「素人そば打ち体験」(P56)
みなさんはご覧になっていただきましたでしょうか。
はっきりいって料理があまり上手ではない、どちらかというと食べられれば何でも良い!という雑食系の私が初めてそば打ちを体験しております。

そば打ち指導をしていただいた岩田さんは丁寧にやさしく教えてくれるので、初めてそば打ちした私でも安心して打つことができました。
最初は楽しく雑談をしながら打っていましたが、最後の生地を切る工程のときにはほとんど何もしゃべらないくらい夢中になっていました。

あまりにも自分でこねた生地がいとおしくなって、練り込み作業が終わった後でカメラマンに撮ってとお願いした一枚。

私にはこんなふうに見えました・・・かわいい



そんなそばがおいしくないわけがありません。
こんなに自分のつくった料理がおいしくて、感動したのは初めてです。
そば家さんに行ってプロが打つそばの味を味わうもいいけど、
自分でそばを打ってそれを食すのも一興じゃあーりませんか。


※ファームいずみという農家直売所の中におそば屋さんがあり、その中でそば打ち体験ができます。また、人数が多い場合はそば打ちの指導をしてくださる岩本さんの農場内で行います。ファームいずみには新鮮な野菜がたくさん!スーパーで買うよりも断然お得です。


ふれあいファーム内で販売しているそば団子です。そばの風味があり弾力があっておいしかったです。

岩田さん!とても親切に教えていただきありがとうございました。
そして、ごちそうさまでした。

(さっち)

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おそば、好きですか?
2008.10.1
「HO」最新号はそば特集です。
みなさん、おそば好きですか?

実は私、そばよりうどん派でした。
田舎そばや十割そばは苦手でした。

……はい、過去形です。

今では「そば屋に行こう」と言われても、断りません!
むしろ、どんなお店かワクワクしちゃいます。
美味しいお店の十割そばは、変なクセやモソモソした感じはないんですよ。
それにお店によって、本当にそばの味が違う。
つゆの味も違うし、乗っているものも違います。
どのお店も(当たり前ですが)同じ味はないんですよねー。
今回、取材を通して「こんなにおそばって美味しいんだ」とビックリしました。
もう「どんなそばが好き?」と聞かれて、某カップ麺の名前を挙げて怒られるようなことはありませんよっ。
「麺はこんな感じで、つゆはー」と答えられます!

ぜひみなさんも今号の「HO」を手に食べ歩きして、お気に入りのお店を見つけてください。

(しずか)
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うっかりしててごめんなさい
2008.9.30
「何がなくとも、人の名前を間違ってはいけない」
とよくいわれます。
人の名前を間違うことほど、相手に対して失礼なことはないのです。ですから、HOを作る際にも固有名詞には細心の注意を払って校正をしています。

でも、自分に近しい人と似ているような名前だと、ついうっかり間違えてしまうなんてことも多々あることではないでしょうか。
そういう「ついうっかり……」が私だけではないと、信じたいのですが……。

いろいろあっても、名前だけは間違えないように、と心を配っている(つもりの)私ですが、
今回は、驚くほど何回も失敗を繰り返してしまいました。

被害者は20号p82の「八右ヱ門」さんです。
どうしてなのか、注意しても「八兵衛」さんって言ってしまうのです。
ちゃんと文字では「八右ヱ門」って書いているんですよ!なのに、電話すると
「もしもし、八兵衛さんですか?」
うっかりしすぎだよ!
電話の最初だけ間違えるのではなく、その後も引き続き「八兵衛」さんと連呼してしまうので、本当に始末が悪い。
そんな私に怒るでもなく(本当は怒ってたのかも知れないけど、そんなことおくびにも見せず)、八右ヱ門のオーナー鈴木さんは「八右ヱ門です」と何度も静かに訂正してくれました。
いちいち謝るのもだんだん気が引けてきて、なるべく店名を言わなくても済むように話そうと頑張っていました。でも、そんなのイカンですよね。人としてあるまじき行為ですよね……

だけど、なんでこんなにも間違えてしまったんでしょう。
八右ヱ門さんだけ。
別に、知り合いに「八兵衛」さんがいるわけでもなんでもないんですけどね。
単なるうっかりではすまされない間違えっぷりですよね。
いや、単純にうっかりなのでしょうか。
八兵衛だけに(笑)。
いや、笑いごとではないですね。
本当に ごめんなさい。

(みさと)
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いいイベントでしたHTB開局40周年
2008.9.3
 8月30日土曜日、札幌ドームで、HOに小野優子さんと北川久仁子さんのエッセイを載せさせていただいているHTB開局40周年記念イベント「ありがとう40年 全部たしたら10時間!ユメミル広場に大集合!!」が開かれました。行かれた方も多いのではないでしょうか。
 何と無料で公開放送を見学できて、番組のキャスターやNACSの面々に会えるという太っ腹なイベント。これだけでも驚きなのに、はずれなしの抽選会やスタンプラリーまで行い、手ぶらでは返さない、顧客を大切にすることを考えたイベントでした。入場者は1万3217人と聞いております。

 もっとも1回100円の縁日ゲームコーナー、グッズ、道産品売り場など、お金のかかるコーナーもありましたが、すべてが極めて良心的な設定になっており、感心しました。開局当時コンバーターという外付けのUHF用チューナーを使って見ていたというHTBがもう40年。本当におめでとうございます。
 視聴者として感じるHTBのポリシーは「面白そうならやってみよう」という行動力です。いち早く実は北海道の基幹産業の一つであるサービス業や飲食店の情報を放送したり、福原美穂さん発掘、水曜どうでしょう、ストーンズ公演などに挑戦して、北海道を元気にしたいと奮闘する姿は感動的ですらあります。今回のイベントにしても、豊平区に本社があるとはいえ、普通札幌ドームではやらない、いややれないでしょう。
 そのポリシーはHOに通じるものがあり、そのご縁でエッセイを連載させていただいております。HTBの自社情報番組「おは天」「イチオシ」「スキップ」にチャンネルを合わせること、そしてHOを読んでいただくことが北海道を元気にする、なんて考えは作る側の勝手な信念なのかもしれませんが、いつか実現できると思っています。
 なお、大泉洋さんはHOの創刊号(2004年9月発売)に2ページもののインタビューでご登場いただいており、素の洋ちゃんをちょっとだけ見ることができます。また、イチオシの森さやかさんはHO 10号(2007年1月発売)で市場の魚を紹介していただいております。気になる方はぜひバックナンバーをチェックして下さい。
 小野優子さん、北川久仁子さんが登場する「スキップ」は土曜日昼12:00〜の放送です。
http://www.htb.co.jp/skip/index.html

(まりも)
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