われらが(お)編集長は、かなりアクティブなお方。 打ち合わせや取材で外に出ることもしばしばです。 前号のときには「温泉の力」ページの取材でいきなり新潟に行ってしまったなんてことも。 「いや〜。この先生おもしろいな。取材に行ってくるわ。アポとっといて」 の発言には、こまごまと安保先生にコンタクトをとっていた(しずか)ちゃんも、 後ろで聞いていた私もびっくり。さらに日程が決まってからも 「いや〜。忘れてた。その翌日、夕方に打ち合わせがあるんだった…。いや〜どうしよう」 の次のセリフが 「日帰りでいくわ」 ……さすがです。これくらいフットワークが軽くないと、編集長なんて務まらないんでしょう。
最近は外出に見せかけて、秘密の部屋で静かにネタを練り上げていることもあります。 用事があって編集長の席をのぞきに来る人に 「あれ?(お)編集長は外出?取材かなんか?」 と尋ねられて、編集部の私たちはニヤリ。
内緒ですけど、秘密の部屋で仕事していると思いますよ。
せっかく不在を装っている(?)のに、 全世界に秘密の部屋の存在を公表してしまってごめんなさい。 だって、訪ねてくる人たちがみんなだまされて(?) 「また、外にでかけてるのか」という顔をするのがすごく面白いんで、 つい、ネタをばらしたくなっちゃうんです。
(みさと) |
「てんこもり」だの「めし」だの「しみじみ」だの ガッツリ男らしいページの中に、かわいらしくはさまれているmy箸のコーナー。 自分で取材に行ったこともあって、特にお気に入りのコーナーです。
みなさんmy箸って持ってますか? ちょっと調べてみたら、割り箸が悪者っていうわけでもなさそうなのですが(特に国産割り箸は木材として使えない「捨てる部分」を箸にしているようで、エコ精神は高いようです)、まあでも、いつも自分用の箸があったとしたら、ちょっと自慢したいよな〜。 私なら、自慢したい。
というわけで、私のmy箸ご紹介です。
食べ終わったらすぐ洗わないと、「家に帰って洗う」のを忘れてしまうズボラさんなので、 外食のときまで使うほど熱心なわけではありませんが、社内での食事はコンビニ弁当もカップラーメンも、すべてこのお箸でいただいておりマス。 気に入っているのは、箸先が塗りではないところ。 麺類も、多少つるつるしたもの(こんにゃくとか)もあまり滑らないというのが嬉しいです。 持ち心地もよいので、かなり愛着があります。 ときどき、食事の途中でうっとりながめてしまうほど(笑) ちなみに箸と一緒に写っている箸袋は、オリジナルです。 私が昔大好きで着倒したジーンズとスカートを箸袋に変身させました。(鼻高々!) これも、なかなかにお気に入り。
長さは、箸箱が小さいのでそれに収まるよう少し小さめです。一アタ…ちょっとって感じですね。 (詳しくはHOの最新号p46をご覧ください) 誌面には載せられませんでしたが、いろんな長さ、重さ、持ち心地の箸があるんですよ。 ぜひ、自慢のmy箸を自分で探してみてください。 my箸をもってると、なんだかそれだけでエコな自分に陶酔できます(私だけ?)
それにしても、よくよく考えると「私のmy箸」ってタイトルはなんか変ですね。 「私の私の箸」になっちゃう。いや、だからってタイトルを変える気もないんだけど。
これは私のmyカップ。myカップって響きがちょっと懐かしいですね。 コンビニの得点シールを集めてもらいました。最近漂白したので綺麗に真っ白。
(みさと) |
「ご趣味はなんですか?」というのは仕事でも日常でも比較的よく皆さんにする質問ですが、自分が聞かれたら「特にないけれど、強いて言えば車の運転かな?」と、答えるように思います。20数年前に免許はとったもののほぼそのままパーパードライバーとなること約7年間。7年ぶりで車に乗ったその日、車線変更ができなかったばかりに高速に乗ってしまい、おうちはどんどん遠くなる自分がどこにいるのかわからないどこをどう曲がれば帰れるのかわからない…と、いい年して車の中でぽろぽろ涙を流したなんて思い出も今は遠いものとなりました。相変わらず自他ともに認める運転下手ではありますが、他車の迷惑顧みずあちこちふらふら走り回るのは私にとってとても楽しい時間です。
…が。
昨日はカメラマンのM氏を途中の地下鉄で乗せ取材先へ向かっていました。私が会社を出たのが遅くなってしまったため、遅刻寸前でしかも目指す住所がなかなか見つからず、私は少々焦っていました。細めの路地を何回か曲がって、さらに裏路地に入り、「そこを曲がればあと30メートルで目的地!」と勢い込んで細い道に入り込んだその瞬間、ざくっというイヤーな音とともに車は停止。なんのこれしきとタカをくくってバックしようとしたものの、車は動かない…。助手席にいたM氏が心配そうに「私がやってみましょうか」と言ってくれ、代わっていただきましたがやはり車は動かず。「何か敷くものはありますか?」と聞かれて、とっさに後ろに積んでいた子ども用のミッ○ィーのタオルケットを「これで…」と差し出すと、M氏はひるんで「えっ?これ?これはまずいでしょう」と言ってくれたのですが、「いいんです!」と絶叫してタイヤの下に入れてもらい、車を押してもらったりスコップで掘ってもらったりしましたがやはりダメ。
こうしている間にも時は刻一刻と過ぎていきます。「この車、もういいです。行きましょう、Mさん」と叫ぶ私に、M氏は「いや、でもそれじゃほかの車通れないから…」と冷静にあたりを見回し、「あそこの工場に人がいます。あの車に引っ張ってもらいましょう」とのお言葉。恥ずかしさに顔から火を噴きそうな思いで、救援を頼みに行くと、工場にいた男性が6人?7人?、それまで忙しそうに仕事をしていたにもかかわらず手をとめて、車を押しに来てくれたのでした。
結局、取材には16分の遅刻。先方にもご迷惑はおかけしてしまいましたが、なんとか仕事を終えることができました。…油断と思い上がりがあったなあ、いかん気をつけなかればとしみじみ反省しながらトイレに入ったその時。私は自分のズボンのファスナーが全開であることに気付きました。いったいいつから??? 会社を出る直前にトイレ行ってから数時間? その間私はいったい何人に会ったのでしょう? …まあ、こんな日もあります、ありますとも。明日はよい日になりますように。
(ひろみ)
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「寒風やぐら干し鮭寿」(HO16号p94〜95)の取材へうかがったときのこと。 社長の吉野さんは、たいへん太っ腹な方で 取材中、未だ開発中のものを含め、 さまざまな商品を試食させてくれました。
その中でも特においしかったのが、これ。
「ご用心召され」という商品です。 山漬けと呼ばれるかなり塩辛い新巻鮭を焼いてブロック状にカットしたもの。 誌面で紹介した鮭寿はだいたい3日〜1週間塩に漬け込みますが、 このサケは約1カ月も漬け込むというので、そうとう塩分は高いと思います。 商品名の由来も社長さんいわく 「塩分が高いので、高血圧の人は食べ過ぎないよう用心してくださいって意味でつけました」 とのこと。 確かにかなりしょっぱい。 でも、はげしくおいしい。(「はげしく」とは言い過ぎ?) しょっぱいけど、塩辛くはないんです。 いやな塩味が残らないというか。まるい塩味というか… サケの皮や骨が付いているところも、かなり私好み(サケの皮っておいしいですよね〜)。 社長さんも言っていましたが梅干しみたいな感覚の商品で、 「真っ白なおまんまが恋しいよ」という味です。
いろいろな商品を説明され、試食させてもらいながらも 「うーん。私はこれ、一番好きです」 を連呼し、「ご用心召され」を誉めちぎっていた私。 しつこく誉めまくる私を可哀想に思ったのか、帰り際 「どうぞ、これお土産に持っていってください」 と一瓶いただいてしまいました。 戻って編集部の人たちにつまんでもらった後、残りはもちろん我が家へ。 ホカホカの真っ白ご飯に埋め込んで まろやかな塩味がとろ〜っとご飯に溶け込んでいく様子をうっとり思い描きながら モリモリといただきました。 はぁ〜 おいしかったぁ〜(遠い目) 社長!これは、用心できません! 「ご用心召され」は一瓶1050円。決してお安くはありませんが、食べれば納得の値段です。 ごちそうさまでした。あんなにおいしかったのに、誌面で紹介できなくてごめんなさい。
吉野商店のおいしい商品情報も掲載されたHO16号はただいま絶賛?発売中。 道内の書店やコンビニで取り扱っております!
サケを干すやぐらから見た冬の日本海。風が強くて寒かった…。 鮭寿やご用心召されの味はこの冬の海風が育むのです
(みさと)
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HOが出来上がってきました〜。 ワクワクとドキドキが入り交じって、複雑な緊張感です。
いつもとは違う表紙。 デザインを一新した企画。 新しく追加された場所もある「温泉クーポン&パスポート」。
自分の担当したページもさることながら、気になります。 本屋さんや雑誌コーナーで、輝いてくれるかな。 手にとってもらえるかな。 25日が楽しみであり、不安でもあります。
★みなさん、HO最新刊よろしくお願いします★
(しずか) |