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TOHOHO日記
ウキウキちゃん♪
2008.5.1
 あっという間に4月が終わり、5月となりました。この4月から新しい生活がスタートされた方も、少しずつ落ち着き始めた頃でしょうか。通勤途中に出会うランドセルに黄色いカバーをつけた小学1年生達も、だいぶ学校にもランドセルの重さにも慣れてきたように見えます。
 ところで、私には、毎朝「今日もあの子に会えるかな?」と密かに楽しみにしている子がいます。
 最初にその女の子に会ったのは、ある朝、交差点で信号待ちをしていた時のこと。歩行者側が青信号になったにもかかわらず、その子は歩道に立ったまま、買ってもらったばかりであろう携帯の画面をそれはそれは嬉しそうに眺めていました。「信号、変わっちゃうよー」と思いながら車の中から見つめていると、その子は私の視線に気づき、一層嬉しそうな顔でニコニコしながら手を振ってくれ、何度もこちらを振り返りながら信号を渡っていきました。(注:知らないおばちゃんに手を振ってはいけません…)
 翌日彼女を見たのは交差点の向こう側の後ろ姿。ビルをのぞきこみ、お店をのぞき込み、道ばたの花壇をのぞき込みながら楽しそうにスキップしていました。ポンポンと大きく揺れるランドセルカバーを見ながら、ふと時計を見ると8:22。その場所から一番近い小学校まで、どう考えても最低15分はかかります。小学校って確か8時半までには席に着いていなければいけないのでは…?
 その後も、彼女は同じような時間に、道ばたのお花を摘んでいたり、芝生の上で地面を見つめていたり(虫でもいたのでしょうか?)、いつも例えようもなく嬉しそうでニコニコ、ウキウキなのです。
 彼女を見るたびに、あんなふうに朝から全身でウキウキしていられたことって私にあったっけ、それはいつのことだったかなと思い出すとともに、ほんのりと明るく軽やかな気持ちのおすそわけをいただいています。

(ひろみ)
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「HO」的桜祭只今大好評開催中也
2008.4.15
先週末は札幌でも季節はずれの雪と寒さに驚かされましたが、でも、桜前線は日に日に北上を続けています。書店でも、ほら、こんなふうに^^  

(Special thanks to 紀伊國屋札幌本店様)

HO17号、おかげさまで好評発売中です。HOらしくちょっぴりがっつり深い、桜にまつわるエトセトラ&あれこれ。お花見前に読んでいただければ、今年のお花見が一層楽しくなることは私達一同が保証致します。書店やコンビニで見かけた方はぜひお手に取ってみてくださいね。

(ひろみ)
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地球温暖化とビールの微妙な関係
2008.3.31
日に日に温かくなってきました。このところ、ガソリンやらガイヤナイトやらと、何かと二酸化酸素が気になる話題を多く耳にします。私の夫はとある学校で地球温暖化の研究をしています。夫によると、地球の気温は二酸化炭素の増加とともにこのまま緩やかに上昇を続けていくそうですが、気温が300℃になったあたりで上昇の仕方はいきなり急激になり、そのまま一気に3000℃程度まで、まるで暴走するかのごとく上昇してしまう可能性があるのだそうです。

名付けて「暴走地球温暖化」とかいうなんともショッキングな話で、最初聞いた時には「それは恐ろしい。私も省エネ、頑張らなくっちゃ」と素直に思ったのですが、よく考えたら地球の気温が300℃になった頃には我々も恐らく生きてはいられないだろうし、もしかしてこれは実生活にはあまり影響のない、というか、はっきり言ってその研究、本当に社会のお役に立つのだろうか???と、今は内心密かに疑問に思ったりもしています。

以前、内モンゴルからの留学生と親しくなったとき、「モンゴルでは羊の数が多く、そのゲップに含まれる二酸化炭素(メタンガス?)が地球の温暖化を加速させないように、ヒツジにゲップをさせないための薬品の開発など、国家レベルでの研究が進められている」という話を聞きました。

私も地球温暖化防止のために、ゲップ防止、すなわちビールの量の削減を図ってみようかな、などと思ったりする訳であります。(思うだけ…?)

(ひろみ)
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春間近
2008.3.4
ふと気がつくと、ずいぶんと日が長くなりました。ここしばらく道内では大雪が続いていましたが、3月に入るのを待っていたかのように、心なしか空の色もだいぶ柔らかく温かみを帯びてきたかのように思います。HO次号では「桜」を取りあげようと、着々と編集作業が進行しています。取りあげ尽くされ語り尽くされた感さえある、桜。HOでも一昨年、昨年に続き第3弾となる今年の桜特集ですが、またひと味違う「HO色の桜」が咲きそうな予感です。

桜を詠ったものではありませんが、春が近づくと毎年思い出す詩があります。まだまだ雪に埋もれた国道12号ですが、晴れた空の下を走りながら両側に広がる山を見ていると、雪の白さがこぶしの、天上の白に思えてくるようです。本物のこぶしの花が咲く日もそれほど遠くはないのでしょうね。

(ひろみ)

やまなみとほに

山なみに遠に春はきて
こぶしの花は天上に
雲はかなたにかへれども
かへるべしらに越ゆる路
(三好達治)
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久々に?
2008.2.26
「ご趣味はなんですか?」というのは仕事でも日常でも比較的よく皆さんにする質問ですが、自分が聞かれたら「特にないけれど、強いて言えば車の運転かな?」と、答えるように思います。20数年前に免許はとったもののほぼそのままパーパードライバーとなること約7年間。7年ぶりで車に乗ったその日、車線変更ができなかったばかりに高速に乗ってしまい、おうちはどんどん遠くなる自分がどこにいるのかわからないどこをどう曲がれば帰れるのかわからない…と、いい年して車の中でぽろぽろ涙を流したなんて思い出も今は遠いものとなりました。相変わらず自他ともに認める運転下手ではありますが、他車の迷惑顧みずあちこちふらふら走り回るのは私にとってとても楽しい時間です。

…が。

昨日はカメラマンのM氏を途中の地下鉄で乗せ取材先へ向かっていました。私が会社を出たのが遅くなってしまったため、遅刻寸前でしかも目指す住所がなかなか見つからず、私は少々焦っていました。細めの路地を何回か曲がって、さらに裏路地に入り、「そこを曲がればあと30メートルで目的地!」と勢い込んで細い道に入り込んだその瞬間、ざくっというイヤーな音とともに車は停止。なんのこれしきとタカをくくってバックしようとしたものの、車は動かない…。助手席にいたM氏が心配そうに「私がやってみましょうか」と言ってくれ、代わっていただきましたがやはり車は動かず。「何か敷くものはありますか?」と聞かれて、とっさに後ろに積んでいた子ども用のミッ○ィーのタオルケットを「これで…」と差し出すと、M氏はひるんで「えっ?これ?これはまずいでしょう」と言ってくれたのですが、「いいんです!」と絶叫してタイヤの下に入れてもらい、車を押してもらったりスコップで掘ってもらったりしましたがやはりダメ。

こうしている間にも時は刻一刻と過ぎていきます。「この車、もういいです。行きましょう、Mさん」と叫ぶ私に、M氏は「いや、でもそれじゃほかの車通れないから…」と冷静にあたりを見回し、「あそこの工場に人がいます。あの車に引っ張ってもらいましょう」とのお言葉。恥ずかしさに顔から火を噴きそうな思いで、救援を頼みに行くと、工場にいた男性が6人?7人?、それまで忙しそうに仕事をしていたにもかかわらず手をとめて、車を押しに来てくれたのでした。

結局、取材には16分の遅刻。先方にもご迷惑はおかけしてしまいましたが、なんとか仕事を終えることができました。…油断と思い上がりがあったなあ、いかん気をつけなかればとしみじみ反省しながらトイレに入ったその時。私は自分のズボンのファスナーが全開であることに気付きました。いったいいつから??? 会社を出る直前にトイレ行ってから数時間? その間私はいったい何人に会ったのでしょう? …まあ、こんな日もあります、ありますとも。明日はよい日になりますように。

(ひろみ)

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