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TOHOHO日記
ウシさんとの相性(続・一ぶた、二とり、三ひつじ)
2008.5.12
お待たせしました(えっ? 待ってない?)。先日の続き……、「ウシと私との相性」についてです。

動物のウシはとても好きです。牛乳をはじめ、チーズやヨーグルトなど乳製品も大好き。牛スジ、牛タン、それにウシの内臓(ホルモンやレバーなど)だって、思い出すだけでうっとりするくらい好きなのに、どうしてこんなに牛肉とは相性が合わないのか、自分でも悲しくってなりません。

特に霜降りなど、値段の高い牛肉とは、完全に相性が良くないのです。
一度、なにかの懸賞でふるさと小包が当たり、「こんなことでもないと食べられない!」と張り切って、産地の冠が着いた高級牛を頼んだところ、大喜びで食べ過ぎたのが悪かったのか、翌日胸やけを起こし、生あくびはでるわ胃はもたれるわ……。そして、そんな苦い過去の経験をすっかり忘れた去年の年末、いただいた高級牛を贅沢にステーキにし、喜び勇んで食べ始めたもつかの間、途中でぐったりしてしまい、「お腹いっぱいな訳じゃないのに……」と涙ながら食事を終える結果となってしまいました。

結論:高級なものは、私の体には合わない(たぶん貧乏体質)。

本当に残念です。
赤肉ならまだ大丈夫なんですが……。
もしかして、調理の仕方に問題があるのかしら? ……うぅむ。

なんだか全くHOとは無関係な内容になってしまいましたが、食べ物のことを書いていると、ふと牛肉との相性が脳裏をかすめてしまい、切ない気持ちになることもしばしばな私なのです。



ササミやむね肉がヘルシーで好きって人も多いけど、私はモモ肉が一番好きです。
手羽先、手羽元も美味しいですね★あとトリのしっぽ(確かポッチとかいうと思います) も美味です



(みさと)
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一ぶた、ニとり、三ひつじ
2008.5.9
遠方で取材の場合は、カメラマンさんと2人、車という密室の中で数時間を過ごすことになります。他の人はどんなふうに過ごしているかわからないけど、おしゃべり好き、しかも 沈黙嫌い(なにもせずに沈黙しているというのがムリ)の私は、たいていベラベラと運転中のカメラマンさんに向かって話し続けます。

話の内容は、次に行く取材先のことや現在の進行状況、今後HOでやってみたい特集についてなど仕事がらみの話題も含まれるのですが、圧倒的に多いのは、食べ物の話題でしょうか。
食べることが嫌いな人は少ないようで、この話題はなぜか異様に盛り上がります。
最近食べたおいしいもの、いい店などなど、話していて一向に飽きることがありません。……いえ、私が一人で興奮しているだけかも知れませんが(その可能性はかなり大きい)。

先日取材に行ったときの話題は「好きな肉」でした。
なぜ、この話題に行き着いたのか、全くもって記憶にないのですが、とにかくずっと肉、肉、肉。よくもまあそんなに肉の話題があったものだと、今にして思えば不思議なくらいです。
そのときの結論。
私の好きな肉の種類は 1位がブタ、2位はトリ、そして3位はヒツジ
ということでした。
ただし、1位と2位はかなりの僅差で、気分によって変わることもあります。でもブタはあの歯に吸い付いてくるような肉の旨味がたまらないのです。じゅわ〜と肉汁が多いところもステキ。豚足にかぶりついたりするのも好き。
トリは肉もさることながら、砂肝やらトリ皮などの臓物(まあ、トリ皮は臓物とはいえませんが……)がおいしいし、そして軟骨! いくつでもコリコリ食べ続けたいです。鶏ガラもおいしいし。筋繊維をかみ切ったときのあのサクッとした食感もいい。
そして、ヒツジはですね、ときどき無性に食べたくなるんですよね。これは道産子病とでもいうのでしょうか。「あ〜、ジンギスカン食べたい!」と降ってわいたように叫びたくなるときがあるのです。ちなみに、私はラムよりマトン。ジンギスカンは味付きです。ジンギスカンだけじゃなく、ラム肉入りカレーとかヒツジ肉を使った食べ物はなぜかそそられてしまいます。


ブタに見えます? 見えますよね? 今回、堂々第一位のブタさん。
「まな板の上の鯉」ならぬ「皿の上のブタ」でございます


ここで「ベスト3の中に肉の王様『ウシ』が入っていない!」とお思いの方もいらっしゃるでしょう。そう、なぜか私は牛肉とは相性が良くないのです。どのように相性が良くないのか、私は牛肉をどう思っているのか、気になる方も多い(?)でしょうが、長くなりそうなのでまた次回に。

(みさと)
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スーパー リラックス モード
2008.4.3
うっかり気持ちがゆるんで、幼稚園や小学校の先生に「おかあさん」と呼びかけた経験を、お持ちの方は少なくないのではないでしょうか?
いや、みんな絶対一回くらいは言っている、はず。
思わず口をすべらせてしまってから
「あ〜、間違えた。お母さんじゃないのに……」
と幼心にかなり恥ずかしい思いをした覚えがあります。
思い出してみると、そんなふうに言い間違えてしまうときはたいてい、話に夢中になっているとか、絵を描き終わった後とか、紙芝居を見終わった後とか、なにか集中してものごとに取り組んだときだったような気がします。
集中しているため、一番リラックスした家にいる状態と同じような気持ちになり、つい、「おかあさん」ってわけです。

桜号の入稿間近、社内が一番バタバタとしていたつい先日。編集長から頼まれて、電話かけをしたときのことです。電話口で私では判断しかねることがあり、受話器から耳をはずし編集長におうかがいをたてようとして、

「おかあさん」
………

ひさびさにやらかしてしまった……。
それにしても、家で母親に呼びかける調子とあまりに同じだったので、恥ずかしいというより、自分が面白すぎて、しばらくは声も出せないくらいの大爆笑。
それにしたって、男の編集長と女のお母さんと間違える(?)なんて、どないやねん。
まあ、でも、仕事にがっつり集中してたってことですよ。
会社でも、リラックスしてもっとも力を発揮できる状態でいられてるってことですよ。どこでもスーパーリラックス。最高じゃないですか。

いやいや、面白かった。
みんなも笑ってくれて張りつめていた編集部の雰囲気も、一瞬ゆるんだし(?)。
無事締め切りに間に合ったし。
よかった、よかった。なにはともあれ万々歳。

(みさと)

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桜めぐり
2008.4.2
編集中にさんざんいろんな桜写真をみて、道内各地の桜名所を楽しんだんだから、「今年はもうお花見なんていいや」と思うかと思ったら。なかなかどうして、やっぱり暖かくなってくると、「いつ花が咲くかなぁ」とそわそわしたりして。
どちらかというと出不精な私は、わざわざ遠くまでお花見に行くっていうことはほとんどなく(遠出したくないわけではないのですが)、もっぱら近所のお花めぐりを毎年楽しんでいます。
しかし「近所かぁ……」とあなどらないでいただきたい。かなり立派に、しかも長い期間お花見を楽しむことができるのです。
近所で一番最初に咲く、日当たりのいい場所にあるエゾヤマザクラを筆頭に、ぞくぞくと咲き始め、エゾヤマザクラが盛りを過ぎるころになると、ソメイヨシノ、八重桜と枝垂れ桜、というふうに矢継ぎ早に桜前線が近所に攻め込んできます。
たいてい、「ここの次は、あっちが咲く」というのがわかっているので、近所に出かけるときも、ちょっと遠回りして桜の様子を見に行ったり。
一番早いエゾヤマザクラがだいたい4月中頃にポツポツと咲き始めて、最後の八重桜が散り終わる5月末までのだいたい1カ月、たっぷり桜を満喫できます。
もちろん、桜名所のようにどこを見ても桜ってわけではなく、こちらに一本、あちらに一本、ポイントポイントでのお花見になりますが、毎年毎年桜の木の成長を見守りながらのお花見は、なんとなく特別な感じがあるように思います。
もちろん、桜の木が切られてしまったり、その周辺にある植物が変わったり、毎年お花見の季節に、周囲の変化を感じることもあります。
数年前、私が気に入っていた、よそのお宅の大きくて立派な桜の老木が切られてしまったときはかなりショックで、お宅の前に立ちつくし「ええぇ〜」と声をあげたくらいでした。近くで庭掃除をしていたおばさんに
「ここの桜、立派だったのに切っちゃったんですか!」と思わず聞いたら
「なんか強風で倒れたら恐いって、近所から苦情があったらしいよ」とのこと……
なんて世知辛い世の中。
今、一番のお気に入りは、ご近所の枝垂れ桜です。とても立派で、かなりきちんと手入れされていますが、未だその家の住人と遭遇したことはありません。そこは枝垂れ桜の他に、エゾヤマザクラ1本、八重桜が2本もあるお庭で、桜の季節はかなりこんもりと桜色になります。

そんなこんなで、私の春は過ぎていきます。
みなさんは、どんなふうにお花見を楽しんでいますか? 必ず行く桜名所とか、やっぱり一つはあるのでしょうか? お花見はその人なりの流儀(?)があると思いますが、今年はHOの「桜旅」を参考にして、ちょっと特別なお花見計画を立てていただけると嬉しいです。

ちなみに、みなさん桜はなんの種類が好きですか?
私はエゾヤマザクラ。赤く染まった葉の中で花が咲くと、なんか桜餅っぽくておいしそうに見えませんか? そんなところが気に入っています。

(みさと)
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ありがとうございます。
2008.2.29
HO16号が発売されて、1カ月が経過しました。
今回もぞくぞくとプレゼント応募のハガキ、メールが届いております。
そして嬉しいことに、みなさん丁寧に感想を書いて来てくれます。
編集部全員で回し読みしていますよ。一枚残らずしっかり。
返事を書きたくなって手の平が痒くなる(ウズウズするってこと)ほどです。
(以前は小説家や漫画家があとがきでこんなふうに書いているのを読んで、「どうせ社交辞令だろうな〜」って思っていたけど、ほんとなんですね〜)

なかには、ハガキの3分の1くらいが細かい字でびっしり埋め尽くされているものもあり、ちゃんと雑誌を読んでくれているんだなぁと泣きそうになることすらあります。
そして、びっくりするのは
「創刊号から持ってます!」とか
「○号から毎号買っています!」という方が思いの外いらっしゃるということ。
うれしい。すっごく、うれしい。
ありがとうございます。
見てくれている人は、ちゃんと見てくれているじゃないか!
今までもずっと応援してくれていた読者さんにも、今回初めて買ってくれた読者さんにも見放されないように、頑張らないとな。
と、気も引き締まります。

……と言いつつ、勤務時間にとほほ日記を書いたりして。
人のココロって不思議なもんですね。

(みさと)
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