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TOHOHO日記
旭川グランドホテル ガーデン街道ランチが人気です!
2012.6.25
〜きょう発売の「HO」読者プレゼントに注目! ペア1組ご招待!!〜

6月8日のTOHOHO日記で旭川グランドホテルにガーデンルームがオープンしたことをご紹介しました! きょうは、ホテル最上階のレストランシャンドールで大好評の「北海道ガーデン街道ランチ」2800円をご紹介したいと思います。


こちらのランチは、旭川在住のガーデナー上野砂由紀さん監修のもと、武田学調理長が、旭川近郊の季節の食材をガーデンにみたてるというもの。
6月上旬、22歳のM野とワタクシ(47歳)で、いただきにまいりました。
「きょうはどんな内容なんだろうね?」ワクワクする私たちはパンでノックアウト。食べざかりのM野はおかわりしたほど。


「近郊産野菜と魚介のサラダマルシェのように」。きょうの魚介は旬のマツカワガレイなど。レタスやカブ、エディブルフラワーがきれい。


本日のスープは「雑穀と野菜のスープ」。雑穀のプチプチ感がアクセントのやさしい味です。


こちらは「多彩なお魚料理のガーデンプレート上野ファーム仕立て」。時鮭、ソイ、アイナメ、シシトウ、ソラマメ、トマトなどなど、初夏の庭のように彩り豊か。さすがは武田調理長。一つ一つの食材が、ソテーやポワレ、ボイルなど、その食材のおいしさがいちばん際立つように調理されているんです。ポリフェノールたっぷりの「小豆酢」をかけて食せば、いちだんと豊かな味わいに。いや〜まいりました。


「パテシエからの本日のデザート」がこちら。お花畑のような可憐な盛り付け。食べてしまうのがもったいない!



上野ファームを見て、ガーデンルームに泊まって、ガーデン街道ランチをいただく。この夏、かなりお薦めですよ。

きょう発売の「HO」読者プレゼントにて「ガーデン街道ランチ」ペア1組ご招待。応募したい方は、HOを買ってくださいねー!



旭川グランドホテル
旭川市6条通9丁目 TEL.0166-24-2111

*北海道ガーデン街道ランチは、最上階のレストランシャンドールで
ランチタイム:11:30〜14:00ラストオーダー
お問い合わせ:0166・24・1411(食堂予約係)
http://www.asahikawa-grand.com/restaurant/champdor/2012/04/post-68.html#title

(わっか)


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旭川グランドホテル「ガーデンルーム」 本日6月8日(金)オープン!
2012.6.8
北海道以南の皆さま、梅雨お見舞い申し上げます。6月の北海道はカラッと爽やかコアップガラナ。旭川〜富良野〜十勝の7つの庭園を結ぶ「北海道ガーデン街道」の花も見ごろですよ。
そして本日、旭川グランドホテルに「ガーデンルーム」がオープン! 
ガーデンルームの監修は、上野ファーム(旭川市)のガーデナー、上野砂由紀さん。上野さんといえば、倉本聰さん脚本、名優・緒形拳さんの遺作となったテレビドラマ「風のガーデン」(富良野市)の庭園をプロデュースした方。ご自身も花のようにかわいらしい方です。
北海道ガーデン街道の庭園の一つ「上野ファーム」(旭川市) 。
旭川グランドホテルまで車で30分の距離

「庭園めぐりを楽しむお客さまに、宿泊先でも庭の余韻を味わっていただければ」と話す上野砂由紀さん

上野さんはバラの華やぎをイメージした「ローズルーム」と、ガーデンのやさしい空気と光をまとう空間をイメージした「ハーブルーム」をプロデュース。どちらも上野ファームのガーデンを追体験できる演出がいっぱいです。

ローズルーム

ハーブルーム

たとえばホテルのゲストルームは遮光カーテンが主流ですが、上野さんのアイデアで、光と影が楽しめるカーテンに。ローズルームはバラ、ハーブルームは草花模様で、小鳥やリスを探す楽しみも!
ランプシェードの明かりをともすと、ローズルームはバラが、ハーブルームは草花が浮かび上がるんです。ロマンチックでしょ。




アメニティは、古くから幸運のシンボルと愛されているバーベナの香りをとりいれたロクシタンシリーズ。ホテルで採用されるのは珍しいと思いませんか? 部屋に用意されているファブリックウォーターも上野さんセレクト。香りは、優雅で上品なローズ、心安らぐラベンダー、爽やかなグリーンティーの3種類から選べるんです。




少し高めのベッドヘッドは、背中を預けておしゃべりするのにぴったり。眠るとき、目覚めたときに眼に入る天井のモールディングも贅沢な心地にさせてくれます。




ガーデンルームの宿泊料金は、ローズルーム、ハーブルームともに、1泊4万6200円(2名料金)。6月は、1泊朝食付で2万9000円(2名料金)とたいへんお得。ホテルで庭園の余韻にひたる旅を、楽しみませんか?

旭川グランドホテル 旭川市6条通9丁目
電話での予約・問い合せは 0166-24-2111
http://www.asahikawa-grand.com

(わっか)
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NISEKO SUMMER FEST 2012へのお誘い
2012.6.4
北海道のフード&ワイン、アート、音楽を楽しむ第1回「ニセコ・サマー・フェスト」が、6月22日〜24日の3日間ヒルトンニセコビレッジで開催されます。
http://www.clarkgallery.jp/exhibition/niseko-summer-fest-2012/


NISEKO SUMMER FEST 2012

世界でも屈指のスキーリゾート地として知られている北海道ニセコ。一年を通して多くの観光客が国内外から訪れることから、世界の文化の融合地として洗練され独自の進化を続けています。夏のリゾートも人気のニセコで北海道のフード&ワイン、アート、音楽を楽しむフェスティバル、第1回「ニセコ・サマー・フェスト」が、2012年6月22日?24日の3日間、ヒルトンニセコビレッジ(ニセコ町東山)にて開催されます。フェスティバルの記念すべき第1回目のゲストアーティストして所属作家の新矢千里が起用されました。

23日18時から開催されるメインイベントでは、ミシュラン一つ星レストランにも選ばれたヒルトン東京の「ル・ベルゴレーズ」からジェローム・デコーニング氏と、ニセコのミシュラン一つ星レストラン「カミムラ」から上村雄一氏、ヒルトンニセコビレッジ総料理長ロブ・シップマン氏の三名のシェフのコラボレーションによる旬の食材を使った特別コース料理と、厳選されたワインのマリアージュを堪能できます。加えて札幌在住のアーティスト・新矢千里のアートと生演奏による音楽が会場に華やかさを演出します。

3日間のイベント期間中は、ヒルトンニセコビレッジ内に特設アートギャラリーを設置。新矢千里の新作アート作品やニセコを中心に道内アーティストの作品を展示販売します。また、作品展示だけでなく、オリジナルデザインのステンシルテンプレート(型紙を使用した転写プリント)を使ったワークショップを体験いただけます。転写プリントを行いたいTシャツやトートバッグなどをご持参いただければ、無料で体験実施いただけます。有料でお持ち帰りいただけるトートバッグも若干数ご用意しています。

22日18時半から行われる前夜祭では、特設アートギャラリーにて、タパスとワイン、アートを良質な音楽とともにお楽しみいただけます。DJとして参加するのは、レーベル「SenSe」を主催し、自らもDJ・プロデューサーとして札幌を拠点に幅広いジャンルで活動する柳原健人氏。さらに、24日昼には、シェフによる調理実演とランチが楽しめるなど、盛りだくさんの3日間となっています。料理とワイン、アート、音楽を一度に楽しめる至福のひと時を大自然のリゾート地・ニセコでゆっくりとお過ごしください。



ニセコ・サマー・フェスト 2012

会期:2012年6月22日(金)〜24日(日) 11:00〜18:00 (最終日16:00まで)
会場:ヒルトンニセコビレッジ
住所:北海道虻田郡ニセコ町東山温泉
22日の参加料:無料。タパス 500円/一品
23日の参加料:お一人様 8,500円(特別コース料理・ワイン料金込)
24日の参加料:お一人様 3,500円(料理・ワイン料金込)
特別宿泊料金:シングル 10,000円、ツイン 12,000円(1室料金、朝食込)
※上記全て、税・サービス料込み。

お問い合わせ:0136-44-1919(ヒルトンニセコビレッジ)
http://www.hiltonnisekovillage.jp

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新矢千里さんことKINPROさんは昨年12月に発行した「HO ウーマン」にも登場してくださったイラストレーターさん。世界的にも幅広く活躍されていて、メチャクチャ美人なのに、優しくてふんわりしてユーモアもあって、まるで妖精のように素敵な方です。フェスティバルではKINPROさんにも近くで接することができそうですし、そして、ミシュランシェフ・コラボによる旬の食材満載の特別コース料理は、通常ならそれぞれのシェフのお店でお食事は1万以上はするのものを、今回は特別プライスの8500円!(さらにアート&生演奏付きです)

明るい日差しが降り注ぐ初夏のニセコ。澄んだ空気の中、素晴らしいアートと料理、音楽を楽しみに出かけませんか。


KINPROさんの作品。これは冬に撮らせていただいたものですが、フェスティバルではきっとニセコの初夏にふさわしい爽やかな装いと作品を披露してくださることと思います

(ひろみ)
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小樽と石川啄木(6月16日小樽啄木忌開催)
2012.6.4
5月25日発売のHOは小樽の特集。札幌在住の私にとってはお隣の町、いつでも気軽に遊びに行ける大好きな町ではありますが、こうして取材対象にしてみると知らないことばかり。手宮廃線跡の雑草たちの表情の豊かさや、貴重な仏像・建物を持ち花に囲まれた美しいお寺が多いことも驚きでした。

今回「小樽文学散歩・石川啄木」のページでは小樽啄木会・会長水口忠先生に多大なご協力をいただきました。正直、20代のころに啄木の奥さんの伝記「石川節子 愛の永遠を信じたく候」(澤地久枝・文春文庫)を読んで以来「こんなひどい男がいるなんて!」と、大の啄木嫌いでいた私でした。結婚式をすっぽかした位ならまだしも、仕事は続かないわ、生涯借金を重ねるわ、友人たちがようやく工面してくれたお金で芸者遊びをしたり車夫にチップをはずんだり花を買ったり…。家族が食べるものも着るものもなく借金取りに追いかけられている時に、乗り物に乗る時は一等か特等、そしてお姑さんばかり大事にして奥さんに暴言を吐いて、奥さんの不倫まで疑って、もしもこれが娘の婿さんだったらクビに縄を付けてでも娘を家に連れ戻すと思います! 裕福な家に生まれ、啄木と結婚したからこそ貧困と病気に苦しんだのに、それでも「私は君を夫とせし故に幸福なりと信じ、且つよろこび居候」「吾れはあく迄愛の永遠性なると言ふ事を信じ度候」と、啄木を支え続けた節子さんの素晴らしいこと。

そんなわけで、小樽との関わりについても「啄木が小樽にいたのは4カ月弱。それも『かなしきは小樽の町よ…』なんて無礼な歌を詠んだ挙句、会社で子どもじみたケンカをしてクビになり釧路に去ってしまったではないか。啄木、啄木と今も慕うなんてどうかしている」くらいに思っていました。



水口先生にお会いして、挨拶も早々に質問したのもそのこと! 「こんなひどい男、いないと思うんです。ありえません! なのに皆さんはどうしていまだに慕うんですか?!」。…無礼にもほどがありますねえ。それでも水口先生は怒ることもなく、穏やかに笑って「そうですねえ。人格者とは言えませんね。でもね、彼の歌を読んで、素晴らしいと思いませんか。目の前に情景が広がるようじゃありませんか。そして、歌だけでなく評論も本当に素晴らしいものを残しているんですよ。大逆事件に関する評論も、あの若さであの知識、先見性、論理。確かに借金と女性関係のことはね、言い逃れはできませんけれどね。でも、その借金も彼は本当に返す気があったんですよ。いつかは世に認められたらきちんと返そうと、1円残らず借金を書き留めています。26歳、志半ばでなくなりましたけれど残念なことですよね」。 …先生のおっしゃる通り、啄木がただのダメンズで誰からも嫌われていたら、その作品が死後100年を経て愛されることなどないと思います。人並み外れた感性と才能を持った天才だった故に、啄木も生きづらさに苦しんていたのでしょうか。もう一度、素直な気持ちで啄木の歌集を読み返してみようかなと思うようになりました。

さて、石川啄木が亡くなったのは4月13日ですが、小樽啄木会では毎年5月第2土曜日に啄木忌を行っています。これは、命日の4月中旬はまだ雪が残り水天宮などへの参拝がしにくいことと、東京で桜が咲くころに亡くなった啄木をしのび、小樽での桜の時季に合わせたのだそうです。100回忌に当たる今年はさらに1カ月遅らせ、6月16日、小樽文学館での「石川啄木没後100年『小樽啄木忌の集い』記念講演」と合わせて開催されます。

参加費として1000円が必要ですが、参加者には「風のごとくに 小樽の啄木」(小樽啄木会編・定価1000円)という冊子が配られるので、実質的には無料となっています。この「風のごとくに 小樽の啄木」、本当に素晴らしいです! 啄木が小樽時代に残したあまりに人間くさい日記や手紙の原文とその説明、明治後期の小樽のたくさんの写真や歴史背景の説明が盛り込まれ、啄木に興味のない人でも面白く読み進められる内容でお薦め度120%の保証付きです!


●「石川啄木没後100年『小樽啄木忌の集い』記念講演」のお知らせ
6月16日(土)14:00〜
市立小樽文学館・美術館1階研修室
(小樽市色内1丁目9-5/電話:0134・32・2388)
※参加費1000円(文学アルバム「風のごとくに 小樽の啄木」を含む)
※事前申込不要。直接会場へ。

●市立小樽文学館では現在、企画展「没後100年 石川啄木と小樽啄木会展」を開催中(7月8日まで)。高田紅果ら小樽啄木会の活動を中心に、啄木と地域文化運動の関わりを振り返る。入館料:一般300円、高校生・小樽市在住の70歳以上の方150円、中学生以下無料



(ひろみ)
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5月25(金)・26日(土)・27日(日)はLOPPIS(ロッピス) へGO!
2012.5.23
5月最後の週末は、LOPPIS(ロッピス)へ! LOPPISは今回で4回目となる週末マーケット。今年は「旅 trip」をテーマに開催されますよー! 世界中から集めたインテリアや雑貨、カフェ、ベーカリー、クラフト作品など、さまざまな物・さまざまな人との交流が楽しめるのが魅力。
世界的に活躍する話題の作家の作品や、札幌では手に入らないグッズも集結。
昨年に引き続き東日本大震災チャリティーマーケットも開催されますよ。

第3回開催の様子

会場:札幌市中央区北3条東5丁目5 岩佐ビル 1F 
日時:5月25日(金)〜27日(日)
   11:00〜19:00 (最終日は17:00まで)
<参加予定店舗>
インテリア・雑貨:スーク札幌、メトロクス札幌、ピッコリーナ、プレッセ、アノラックシティ、ゾーイデザイン、トロニカ書店、ポトボ、カナタアートショップ、ヴァーサ、アンプラグド、アンティメルクールベサニー、グッドニュース札幌、プニデコ、ドロップアラウンド
フード:ピピン、寿珈琲、建築とカフェカンナ、ドロッピエ、エルダー、チルアウトクック、クリームティ、シードベーグル、チムチム食堂、ポトリベーカリー

LOPPIS
http://www.loppis-sapporo.jp/

(わっか)
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