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TOHOHO日記
民野宏之展「1977-2012」近日開催!
2012.2.28
以前もブログで書かせていただいた、画家の民野宏之さんの作品展が今週金曜日の3月2日から5月31日まで、クロスホテル札幌で開催されます。

ご連絡くださったSHIFTさんの資料の文章を引用させていただくと

「クロスホテル札幌にて、札幌在住の画家・民野宏之の展覧会を3月2日(金)から開催致します。民野宏之は1983年から油彩を始め同年に初個展を開催。以来、日常のなにげないワンシーンを描いた静かな気配漂う作品で注目を集め、全国で展覧会を開催。林真理子、三浦綾子、東野圭吾など数々の本の装丁画も手掛けています。

本展は、まちなかアート・クロス・エディションとしてSHIFTがキュレーションを担当する展覧会の第4弾。クロスホテル札幌では、2007年のオープン以来、館内でのアート作品の展示などを通じアートに力を入れています。2011年からは、SHIFTとのコラボレーションにより札幌から世界に向けて発信しています。

民野宏之の個展は、札幌では2年ぶりの開催になります。本展では初期作品から新作を含む約20点をクロスホテル館内に展示します。また展示期間中に一部作品の入れ替えも予定しています。静けさの中に心を揺さぶる力強さを感じられる油彩画を是非ご覧ください。」


私の文と違って非常に分かりやすい(汗)。

長期にわたるこの会期中には、季節の移っていくのに合わせて、展示作品の入れ替えも行われるそうです。JR札幌駅や地下鉄大通駅からも近く、ホテル館内という入りやすい場所でもありますし、1度と言わずぜひ2度、3度と足を運んでみてはいかがでしょう!


・Icebar/2007/606×727/キャンバス、油彩

・tissue/2007/1167×910/キャンバス、油彩

・coffe cups/2008/727×606/キャンバス、油彩

・paperbags/2011/803×1167/キャンバス、油彩


●民野宏之展「1997-2012」
会期:2012年3月2日(金)〜5月31日(木)
※オープニングレセプション3月2日18時〜
会場:クロスホテル札幌(札幌市中央区北2条西2丁目)
主宰:クロスホテル札幌(企画部 TEL.011・272・0051)
キュレーション:クラークギャラリー+SHIFT
協力:まちなかアート、株式会社正文舎
http://crossmet.jp/sapporo

●まちなかアート
http://twitter.com/machinakaart
http://machinakaart.com(近日公開予定)


(ひろみ)
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Let's Enjoy 大通 WINTER
2012.2.23
2月も残すところ後わずか。札幌では少しずつ朝晩の寒さが緩んできたように思います。こうなるとにわかに雪景色が名残り惜しく見えてきたりはしませんか(^^)?

2月25日から3月上旬まで、雪まつりで使ったすべり台や雪を使った「雪のすべり台」が札幌・大通公園西7丁目にオープンします。期間中は10:00〜16:00まで、すべり台のそばにソリが置かれ、誰でも自由に使えるそうです。

そしてこの会場では、2月25日(土)にはイグルー作りや冬囲い、3月3日(土)・4日(日)にはボブスレーやカーリング、バイアスロンなどが無料で楽しめるイベントも予定されています。年齢を問わず、思い切り体を動かしてホットになれるこのイベントに、ぜひ皆さんで出かけてみませんか?

●「Let's Enjoy 大通 WINTER」お問い合わせ/
ウインタースポーツフェスティバル実行委員会(札幌市観光文化局スポーツ部)
TEL.011・211・3044


ところで話は変わりますが、25日と言えばHOの発売日でもあります。次号の特集内容は「温泉」。取材期間中は道内各地で荒天に見舞われ、遭難寸前の目にあった取材チームが続出しました。かくいう私も今回は「吹雪通行止め」やら「雪崩通行止め」であやうく取材先にたどり着けないかもしれない事態に何回か見舞われ、なかなかスリリングな体験をさせていただきました(笑)。それだけに愛着もひとしおのこの一冊。ぜひお手にとってみてくださいね。

(ひろみ)
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沖縄国際映画祭出品の「地元愛CM」、アイディアシート募集中
2011.12.3
「Yell,Laugh&Peace」をコンセプトに、笑顔を通じた心のつながりを沖縄全土から日本全国、さらにはアジア、世界へと伝える沖縄国際映画祭。第4回大会の開催が2012年3月24日〜31日と決定しました。

それに伴い、映画祭当日にグランプリを決める「あなたの地元愛を表現する地元CM」コンテストのための「アイディアシート」の募集が12月16日まで行われています。

選考に通ると、地元愛サポーターである「住みます芸人」(北海道は「クマップさん」)がその場所を訪れ、応募者とともにCMのビデオレターを制作することになります。

そして映画祭でグランプリを受賞すれば、優勝賞金47万が授与されるほか、そのCMは地上波オンエア! 地元の魅力を全国に伝えることができます。

コンセプトは「地元には、誰も知らない世界一がある」。残りはわずかな応募期間ではありますが、地元の自慢をめいっぱい伝えるアイディアを応募してみませんか?


※詳細はこちらでご確認ください。

沖縄国際映画祭4th 公式ホームページ
http://www.oimf.jp


(ひろみ)
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民野宏之さん自宅アトリエ展
2011.11.28
先日、10月25日発売の「HO vol49」 P.136のインフォメーションでご紹介した「民野宏之アトリエ展」に行ってきました。

民野さんは、2009年5月発行の「HO vol.24 匠の手仕事」で登場してくださった方で、三浦綾子や内館牧子ほか多くの文庫本の装丁を手がけています。大人気の売れっ子画家でありながら、奥様とご一緒に自転車での散歩が大好きという気取りのないお人柄で、その時の取材も本当に楽しく進めることができました。取材が終わって帰ろうとした時に「またぜひ遊びに来てくださいね!」と声をかけていただき、「民野さんならば社交辞令ではなく、本当におじゃましても『よく来てくれましたね』と温かく迎えてくださるんだろうなあ」と思いながらも、実際にうかがうことはできないまま、いつの間にか2年がたってしまいました。

今回は「自宅(兼アトリエ)での作品展」というきっかけをいただき、訪問のお願いをしたところ「嬉しいご連絡をありがとうございます」という温かいお返事。髪を切って、少しイメージチェンジされた民野さんでしたが、それはもう何十年も前からの親友のように温かく迎えてくれました。

作品が飾られたご自宅は「さすが芸術家が日々の生活を送り、ここで作品が生まれるのにふさわしい」と思える素敵な空間で、一緒に行った子ども達もため息をつきながらずっと部屋中を見まわしていました。うちの子ときたら、何を思ったかいきなり民野さんに「どうすれば絵をうまく描けるようになるんですか?」と質問したのですが、子どもに対しても民野さんはまったく対等かつ真剣に「まず毎日描くことですね。そして描いたら人に見せましょう。褒めてもらえたら、もっと描きたくなりますから。そしたらもっともっと描きましょう。そうすればどんどんうまくなりますよ」と説明し、絵が完成していく過程を丁寧に教えてくれていました。

民野さんの作品を見て「写真みたい」とか「なんとなく自分にも描けそう」という印象を抱かれる方が多いのですが、民野さんは、決して対象物そのままを写し取るのではなく、対象物を見ながらその本質になるものを鋭く取り出して、そこを軸に作品を作り上げていくように思います。例えば、アイスクリームの絵なら、当たり前ではあるけれどアイスクリームは固体でも液体でもなく、そして刻々と質感も色も温度も変えていくものだということ? 溶けかけたアイスクリームの、触れた瞬間には即座に冷たいと感じないのに、次第にじんわりと冷たさが指を包みこんでくるような不思議な質感を伝えてくれるのが民野さんの作品のように思います。うまく表現できませんが。

民野さんの自宅アトリエ展は12月25日クリスマスまで。作家さんのご自宅におじゃますることのできるめったにない機会ですので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょう。絵の販売も行っていますが売りつけられるようなこともなく、びっくりするほど温かくフレンドリーに迎えてもらえますよ。


民野宏之 アトリエ展
札幌市中央区宮の森3条8丁目4-3
●12月25日まで開催中。11:00〜17:00
●前日までに電話(011・622・9208)またはメール(info@tamino-hiroyuki.com)で要連絡。


(ひろみ)
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晩秋、プチ遠出
2011.11.1
ブログでは「ひろみ」なんて可愛らしい名前を使わせていただいていますが、実はアラフィフの私です。

約20年悩んだ末に突如教習所通いを始めたのが昨年9月。教習所の先生方の飽くなき忍耐により、やっとの思いでバイクの免許を手にしてから、先週末でやっと1年になりました。西岡のおじいちゃんがずっと大事にしていたという紺色の「ボルティ」を手に入れてから、それはもう嬉しくて嬉しくて、あちこち走り回っています。

今季の遠出はもう無理かと思ったのですが、先週末「もう寒いから車で行きなさい」という周囲の声を押し切り倶知安まで出かけてきました。朝6時に家を出て毛無峠を越えてメープル街道を爆走。途中雨が降ってきたこともあり、文字通り「骨身にしみる」寒さでした(笑)。

それでも、たどりついた倶知安駅前の「Za hotcake shop」さんは想像以上に素敵なお店! ヨーグルトからメープルシロップまで自家製にこだわったというホットケーキの美味しさもさることながら、オーナーさんの人柄のなんて素敵なこと。遠くても行く価値アリの1軒であることは間違いありません。


このお店が次のHOのどこに載るかというと…。残念なことに今回ほんの小さな1カットのみなのですが、ぜひ探し出してみていただけたら嬉しいです。


↑こちらはイケメンのオーナーさん。お店を開く前は「スノボカメラマン」さんだったそうで…。それを聞いた瞬間に「すっすみません。料理写真の撮影、お願いしてもいいですか?!」と仕事を放棄したプライドのない私…^^; ダメですねえ、こんなことでは。


↑こんなユルさもとっても素敵。ブログもユーモアたっぷりで必見です!(http://blogs.yahoo.co.jp/zahotcakeshop


そして、上着の内側にカイロ6枚を張り、ばっちり防寒対策をしての帰り道ではこんな晩秋の景色に出会うことができました。まもなく雪に包まれる前のひと時、楽しい週末のプチ遠出でした。




↑こちらが私の相棒。前オーナーさん、ボルティくん元気いっぱいに走ってますよ。

(ひろみ)
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