自分がこちらでお世話になる前のHOのバックナンバーを見ていたら、こんな記事を発見しました。
「生協の白石さん」が、その癒しの力で大ベストセラーになったので、ならば「白石にある生協さん」の店長にも癒しの力があふれているに違いない、インタビューしてみよう、してみました、というような…。(HO Vol.7 2006年6月発行)
これを書いたのは、普段、泣く子も黙るオニ・ジョーシのようです。しかしまあ、思いつくことはあっても、まさか本当に取材実行するとは…。取材依頼を受けた生協さんの本部でもさぞ面食らわれたことでしょう。
この記事を読んでいて思い出したのが、先日立ち読みした浅田次郎氏の随筆集「つばさよつばさ」(小学館)の中の1篇。それは「新聞広告で東京都多摩市に『たま肛門科』なる医院を発見したので、それならば、水戸市にはきっと『水戸肛門科』があるに違いないと確信し、104で聞いてみた。すると、案内嬢はまったく動ぜずにきちんと調べてくれ、『残念ながら水戸市内にはそのような医院名での届け出はありません。肛門科をお探しでしたら総合病院にございますので、そちらの番号をご案内しますか』と言われた。結構ですと断って電話を切ったがなんとも残念だ」というような内容でありました。
うん、やはり似ています、この2人。思いつきを思いつきで終わらせてはいけない。やはり大切なのは何か行動に移すこと。そして、やってみてダメならばそこに執着せずにさっさと次に進むことなのですよね?こんなジョーシの下で、居場所を与えていただいている自分は本当に幸せだなあと改めて思わせてくれたHOの1ページなのでした。
(ひろみ) |
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