少し前になりますが、取材で留寿都へ訪れたときのことです。
道の駅「ルスツ」の前に、大きなジャガイモ畑がありました。 そこには「ポテトサミット2008」の看板。
ポテトサミット? なにそれ??
さっそく道の駅で情報収集です。 すると「あの大きな畑には、いろんな種類のジャガイモが植えてあり、自由に見学もできる」と教えてくれました。 足を運んでみると、濃い紫、淡い紫、クリーム色、白……色とりどりの花を咲かせて36種類のジャガイモが植えられています。
身近な存在の「男爵」や「メークイン」、よく目にするようになった「インカのめざめ」など知っている種類だけではなく、初めて見る、耳にする名前もあります。 当たり前ですが、種類によって花の色も雰囲気も違い、なおかつ同じ種類でも一つひとつ違って見飽きません。
一面に広がるジャガイモ畑とその後ろの羊蹄山が雄大で、開放感いっぱいです。 日陰の環境が悪いところでも、一生懸命葉を広げて花を咲かせてる姿に元気をもらいました。 取材前の緊張や不安、日常の鬱々……すべてが吹っ飛びましたよ。(まぁ、取材先が近づくと、やっぱり緊張するんですけど)
みなさんも近くを通ったときは、ぜひ目を向けてみてくださいね。
品種と解説の書かれた看板付きで、勉強にもなります!
(しずか) |
ひろみさんのブログを読んで、毎朝見かける一人の男の子を思い出しました。 初めて彼を見かけたのは、とあるコンビニの前。 紺色のスモックも黄色いバッグもピカピカで、いかにも「新幼稚園生」といった感じでした。 お母さんの手を握ったまま、しゃがみ込んで自分の靴をいじってます。 隣のお母さんはイライラした表情で、黄色い帽子を手になにか諭しています。
「あ、行きたくないんだ」
気づくと同時に、胸がキュン。 遠い昔の自分とオーバーラップ。 私も幼稚園や学校に行きたがらない、困ったちゃんでした。 当時は幼稚園バスなんてそんなになかったので、毎日家から幼稚園まで戦いです。 だいたい同じ所でしゃがみ込むので、当時住んでいたマンションの壁のオレンジやフェンスの緑は、いまでも鮮やかに覚えています。 小さい妹を抱きながら、ぐずる私を連れて歩くお母さんは、さぞ大変だったことでしょう。 ある日、玄関でぐずった私に「しずかが泣くならママも泣くから!」と宣言して号泣。 ビックリです。そりゃー泣きやみますよ。 あまりのショックに、「明日から泣かないで幼稚園に行く」という約束にうなずき、ちゃんと渋らずに通うようになりました。
今考えると、幼稚園に行きたくない理由は「ママと離れたくない」「妹と一緒にゴロゴロしていたい」みたいなものです。 幼稚園に行ってしまえば、友達と遊んだり、一人読書を楽しんだりと満喫してました。 彼もそうなのかな? そうだといいなぁ。 彼くらいの子どもがいてもおかしくない年齢になってしまった私は、お母さんの気持ちと彼の気持ちの間でなんだか複雑です。
先日、お母さんと手をつないで、うれしそうにぴょんぴょん跳びはねながらバスを待つ彼を見かけました。 「あぁ、幼稚園行くの、楽しくなったんだ」 そう思ったのもつかの間。 次の日はまた手足をジタバタさせる彼と困り顔のお母さんの姿……。
「早く毎朝笑顔で通えるようになるといいね」 そう思いながら、毎朝彼に会えるのを楽しみにしている私です。
(しずか) |
HOが出来上がってきました〜。 ワクワクとドキドキが入り交じって、複雑な緊張感です。
いつもとは違う表紙。 デザインを一新した企画。 新しく追加された場所もある「温泉クーポン&パスポート」。
自分の担当したページもさることながら、気になります。 本屋さんや雑誌コーナーで、輝いてくれるかな。 手にとってもらえるかな。 25日が楽しみであり、不安でもあります。
★みなさん、HO最新刊よろしくお願いします★
(しずか) |
取材先でおもしろいものやおいしそうなものを見つけると、 ついついお土産にしてしまいます。 特に日帰りではない取材の時は、みんななにかしら買ってきてくれます。
今回紹介するおまんじゅうは、 編集長が伊達に行ったお土産です。 小豆がみっちりつまっていて、おいしかったです!
(しずか)
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クリスマス。 いつもどおりに仕事をしていると「お手紙でーす」と1通の封筒が届けられました。 なにやら固い感触。 ドキドキしながら開封すると……。
なんとクリスマスカードです!
今発売の号でお世話になった、江部乙温泉の石井支配人からでした。 あたたかいデザインとメッセージに、ココロも身体もほんわか。
思えば、温泉クーポン&パスポートでお世話になっている方々にも、 毎回心温まる言葉をくださる方がいます。 うれしくて、思わず社内の人に見せびらかし…こほん。見てもらい、幸せを共有しております。
こうした幸せをパワーに、楽しい本を作れるよう頑張りたいです。
(しずか)
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